Digital Museum for Endangered Languages and Cultures The Ryukyu Archipelago: Nishihara, Miyako Islands

デジタル博物館「ことばと文化- 琉球列島」宮古諸島 西原地区

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 この電子博物館は沖縄県宮古島市、そのなかでも特に西原地区の言語と文化を映像や音声で紹介しています。西原地区の皆さん、地区出身でほかの土地で 暮らしている方々、また、琉球の言語や文化に興味がある方や研究者の方が、西原の言葉、暮らしや行事などを楽しく見られるように構成しています。琉球の言語と文化はいま消滅の危機に瀕しているといってよいでしょう。現在、琉球語を母語として自由に話せる方はほとんどが高齢で、共通語との二重 言語話者であり、共通語での生活が増えるにしたがって、若い世代への母語の継承は困難になってきています。これまで琉球は独自の風習、文化を維持し、人々はそのなかで豊かな生活を送ってきました。しかし、学校教育、特に**[[:​hoogenfuda:​start|方言札]]** をはじめとする、標準語励行のための方言使用禁止の教育・文化政策や最近のマスメディアの発達のため方言を自由に使う機会が極端に少なくなり、その文化と母語が急速に失われかけています。 この電子博物館は沖縄県宮古島市、そのなかでも特に西原地区の言語と文化を映像や音声で紹介しています。西原地区の皆さん、地区出身でほかの土地で 暮らしている方々、また、琉球の言語や文化に興味がある方や研究者の方が、西原の言葉、暮らしや行事などを楽しく見られるように構成しています。琉球の言語と文化はいま消滅の危機に瀕しているといってよいでしょう。現在、琉球語を母語として自由に話せる方はほとんどが高齢で、共通語との二重 言語話者であり、共通語での生活が増えるにしたがって、若い世代への母語の継承は困難になってきています。これまで琉球は独自の風習、文化を維持し、人々はそのなかで豊かな生活を送ってきました。しかし、学校教育、特に**[[:​hoogenfuda:​start|方言札]]** をはじめとする、標準語励行のための方言使用禁止の教育・文化政策や最近のマスメディアの発達のため方言を自由に使う機会が極端に少なくなり、その文化と母語が急速に失われかけています。