=====受け身・可能形===== ====作り方==== ==〇動詞によって、「らい」 「あい」をつけます。受け身と可能は同じ形になります。== ==〇命令形が「ーる」で終わるものは、「る」を「らい」に変えます。== 例 「みーる(見ろ)」:「みーらい(見られる)」 例 「にーる(煮る)」:「にーらい(煮られる)」 ==〇「ふぁう(fau)(食べる)」のように「あう(au)」終わる動詞の受け身・可能形はう(u)を取って、「あい(ai)」つけ、「ふぁーい(faai)」のようになります。== ==〇「うむー(umuu)(思う)」のように「uu」で終わる動詞の受け身・可能形は「うむーい(umuui)」あるいは「うむいらい(umuirai)」のようになります。== 例 「かう(kau)」:「かーい(kaai)」 「するー(suruu)(そろう」:「するーい(suruui)」 ==〇命令形が ーiで終わるものは-iをaiに変えます。たとえば り>らい、き>かい、り>らい、み>まい のようになります。== 例 「なっじゅり(殴れ)」:「なっじゅらい(殴られる)」 例 「ったき(叩け)」:「ったかい(叩かれる、叩ける)」 例 「ゆみ(読め)」:「ゆまい(読まれる、読める)」 例 「んみき(叱れ)」:「んみかい(叱られる、叱れる)」 ==1.さぶろーや じろーん ばうひー なっじゅらいたい。==  (次郎は  太郎に 棒で 殴られた) {{grammar: 60_saburooyaziroonbauhiinazzyuraitai.wav{}} ==2.じろーや うやんどぅ んみかいたい。==  (次郎は おじいさんに 叱られた){{grammar:62_zirooyauyandummikaitai.wav{}} ==〇うかす(起こす)のように、-asIで終わる動詞の受け身・可能形は -ahaiのようになります。== 例 ゆます(読ませる):ゆまはい(読ませられる)、うかす(起こす):うかはい ==1.たろーや みかこん うかはいたい。==  (太郎は  美香子に  起こされた。){{grammar:i0417_kihonbunrei1_mikakonukahaitai.mp3|}} ==〇次のように被害を受ける人を主語にして、直接影響を受けるものを目的語(を格)にした受け身形も可能です。== 例  ==1.たろーや じろーんどぅ ばたう なっじゅらいたい。==   (太郎は 二郎に    腹を  殴られた) {{grammar:i0417_kihonbunrei1_bataunazzyuraitai.mp3|}} ==2.いわさきしーしーや なかましんしーんどぅ ろんぶんぬ ほぅみらいたい。==   (岩崎さんは     仲間先生に    論文を   ほめられた。) {{grammar:i0417_kihonbunrei1_robunnuhumiraitai.mp3|}} ==3.ばー ん゜ぬどぅ すりん さいふー とぅらいたい。== ( 私は 昨日 すりに 財布を  すられた(取られた) {{grammar:i0417_kihonbunrei1_surinsaifuuturaitai.mp3{}} ==〇次のような被害の受け身は受け身の形では表せません。== ==1.太郎は奥さんに逃げられた。== ==〇受け身の場合も、可能の場合も名詞を修飾するときはそのままの形で修飾できます。== 例 ==1.んみゃ ふぁーいー むぬー んなない ふぁいにゃーん==   (もう 食べられる ものは みな  食べてしまった。){{grammar:50_mmyafaaiimununnanaifainyaan.wav{}}  ====否定形==== ==〇否定形は、「あいん」、「らいん」になります。否定の過去形は「あいっだん」「らいっだん」になります。== 例 ==1.ばんてぃが ういびとぅがまー すてぃや いかいん==  (私たちの  お年寄りを    捨ててはいけない) {{grammar:bantigauibitugamaasitiya.wav{}} ==2.なかまが くーだかー どーそーかいや はじみらいん==  (仲間(人名)が 来ないと 同窓会は はじめられない){{grammar:i0417_kihonbunrei2_nakamagakuudakaa.mp3[}}