デジタル博物館「濟州島の文化と言語」

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tida
start [2015/01/28 09:09]
tida 作成
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-この[[sidebar|電子博物館]]は韓国済州島の言語と文化を映像や音声で紹介し、済州島の皆さん、済州島出身でほかの土地で暮らしている方々、また、済州島の言語や文化に興味がある方や研究者の方が、済州島の言葉、暮らしや行事などを楽しく見られるように構成しています。+この電子博物館は韓国済州島の言語と文化を映像や音声で紹介し、済州島の皆さん、済州島出身でほかの土地で暮らしている方々、また、済州島の言語や文化に興味がある方や研究者の方が、済州島の言葉、暮らしや行事などを楽しく見られるように構成しています。
  
 済州島の言語と文化はいま消滅の危機に瀕しているといってよいでしょう。現在、済州島方言を母語として自由に話せる方はほとんどが高齢で、共通語との二重言語話者であり、共通語での生活が増えるにしたがって、若い世代への母語の継承は困難になってきています。これまで済州島は独自の風習、文化を維持し、人々はそのなかで豊かな生活を送ってきました。しかし、学校教育などや最近のマスメディアの発達のため方言を自由に使う機会が極端に少なくなり、その文化と母語が急速に失われかけています。 済州島の言語と文化はいま消滅の危機に瀕しているといってよいでしょう。現在、済州島方言を母語として自由に話せる方はほとんどが高齢で、共通語との二重言語話者であり、共通語での生活が増えるにしたがって、若い世代への母語の継承は困難になってきています。これまで済州島は独自の風習、文化を維持し、人々はそのなかで豊かな生活を送ってきました。しかし、学校教育などや最近のマスメディアの発達のため方言を自由に使う機会が極端に少なくなり、その文化と母語が急速に失われかけています。